日本とタイのK125のモデル分け考察 2019改良版
こんばんは。
ここのところタイネタばかりですが、引き続きぼんやりと進めてまいります。
ここ数日、色々なタイ人とやり取りしてますが、ある事に気付きました。
僕の5型を「mark 3」と言ってきたり、8型も「mark 3」最終のS型を「mark 4」と言ってきたり…
で、聞いてみた訳です。
「そちらでは一体どうモデル分けしているんですか?」
そのタイ人曰く
mark 1
「ポジフォースのステッカーがアツイ」
「1型前期ロット」
「台湾仕様 後期ロット」
「’68年式 後期ロット」
はい。みんな大好き1型の事ですね。
1型は前期と後期がある様です。
前期はセルペットK10後期(分離給油)などに設えられていたウインカー、テールランプで、後期(’68年〜’69年)はアルミボディで大ぶりなウインカー、オニギリテールに換装されてるのが外観上の特徴です。
「2型」
「3型」
「軽トラさんの写真より」
「海外仕様」
「みややま君4型」
「2型」
「3型」
2~4型の事を指す様です。
見た目では判りませんが、マフラー内のバッフルの形状が変化。グッと静かになります。
ちなみに2型と3型の外観上の違いは、大型キャリヤから、この後最終型まで搭載されるキャリヤとの違い、それからテールランプの台座の色の違い、そしてオイルタンクのサイドカバーが『SUZUKI CCI』(2型)から、バッテリー側のサイドカバーと一緒の『SUZUKI 125』に変更されている点、その他細かい事を言うと2型ならではの仕様が色々ありますが、それは関西54クラブのイソ兄さんのブログを見ればよくわかります。
4型はミラーがプラになって(画像は輸出用なのか違いますね)、サイドカバーエンブレムが赤に。そしてポイントカバーも赤丸タイプに変わってますね。
mark 2.5
「5型」
「6型」
5、6型の事を指す様です。
5型からはタンクが塗り、フロントスプロケットカバーがアルミからペナペナの鉄にコストダウン。
6型になるとタンク容量が5型の9リットルから10リットルタンクへ。
エアクリーナーケースに『ゴムチン』と呼ばれる太いゴムホースが追加されて、それに伴いフレームの形状が変化。
サイドカバー、オイルタンクがプラに変更。サイドカバーの『125』のデザインは最終型まで一緒となりますが、6型のみ配色が違います。ツブツブイルミ廃止ペナテールに変更。
それにしても何?2.5って?
「7型(キャブカバーはS型)」
「8型」
7、8型を指す様です。
7型はyiteng氏所有の車両。
大きな変更点はメーターが別体になった事、フロントフォークの若干の構造変更、シリンダーヘッドのフィンのデザイン変更、シリンダーが燃費と耐久性重視に改良された事ですね。
それから7型からマフラー内の隔壁の数が増え、より静かになりました。
8型はメッキのポイントカバーからヘアラインに変更。
8型の写真はライダーさんからお借りしました。
mark 4
「J型」
「L型」
「S型」
J、L、S型を指す様です。
8型とJ型の大きな違いはマフラーです。
エキパイ一体型となり、脱着が容易になり作りがしっかりしている事ですね。
あ、それとポイント式点火の最終型です!
L型からはメッキ側板復活!
それから点火がCDI方式に改良されましたね。
L型とS型の違いはチャージランプ廃止、常時点灯式になった事、レギュレーターがICレギュレーターに変更された事。これが後にS型乗りの悩みの種になるんですが…
後はテールランプの台座が銀から黒になった事ですかね。
ま、こんな風に彼らはモデル分けしているみたいです。
まだまだ書ききれなかった箇所があったり、まだ気付いてないところもあると思いますが、今夜はこのへんで。